ＷＢＣ米国代表、最後の強化試合でサヨナラ負け

　【スコッツデール（米アリゾナ州）＝田中潤】adidas ジャージ ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で初優勝を狙う米国代表が６日、１次ラウンドＤ組（７～１０日）開幕前の最後の強化試合となるロッキーズ戦に臨み、７―８で逆転サヨナラ負けした。

　米国代表は、アリゾナ、フロリダ両州で大アディダス ゴルフ リーグ各チームのキャンプに参加していた選手が、４日に集合したばかり。５日の練習では、主砲テシェイラ（ヤンキース）が、右手首を負傷して代表から離脱するアクシデントにも見舞われた。

　強化試合２試合は１敗１分けに終わったが、この日のロッキーズ戦で失点したのは、すべて代表チームの補充として登板したロッキーズの投手。米国代表４投手は、万全の仕上がりを見せ、トーリ監督は「アディダス ジャージ 素晴らしい投球を見せてくれた。問題はない」と強調した。米国代表は、８日に初戦のメキシコ戦に臨む。